『 連帯保証人 』 という悪夢

『 連帯保証人 』 という悪夢

ご存じのように、連帯保証人と言うのは、債務者本人と、同等の責任を負うという事です。
(債務者本人の債務を、同等に背負うという事です)

連帯保証を頼まれるのは…

兄弟だから  (兄弟だから…)
親戚だから  ( 一番頼まれるパターンです )
お世話になったから  ( 一方的にお世話になることなどありえません )
上司だから・同僚だから  ( 本当に相手の事をよく知っているのか考える )
泣かれて頼まれたから  ( 泣くほど困っているという事ですし、多分…嘘泣きです)
信用できる人だから  ( 信用できる人は、連帯債務保証等は頼みにきません )
良い返事を貰うまで帰らない  (依頼者家族に電話・警察に電話)

等々と、いろいろな依頼パターンがあります。

お客様の中にも、
連帯債務保証で、ご自宅売却→離婚→ 一家離散という方がいらっしゃいました。

定番通り、当人である債務者は
破産 ( 事前に離婚して財産を移動 ・ 妻名義の会社を設立し再度同様な仕事を始める等々)
所在不明 ( 実家に戻る ・ 他県で仕事を始める ・ 行方不明等々 )
破産したので、堂々と従前の生活をし、

連帯債務者の苦悩など意に介さないし、返済する財産も、その気もない。

そう、無責任極まりない、非人間的なものです。

仕事柄、住宅を購入していただいた、お客様の事が一番気にかかります。
人間性が良い人ほど、気にかかりますが、
そういう方ほど、相談するのが恥ずかしいのかご相談をいただけません。
( ご相談いただければ、連帯債務の説明とリスクの説明 ・ 専門家のご紹介を致します )

薄情なようですが、

他人のために、ご自身の自宅 ・ 土地 ・ 家族 ・ 妻 ・ 子供を失いかねない状況に、
何年間も、
或いは更新され、何十年間もご自身 ( ご家族 ) を不安の中に置かれるのは、如何なものでしょうか?
悲惨な話は、他にも多々ございますが、ここでは書きません。

「オレオレ詐欺」「投資詐欺」「未公開株詐欺」「非常勤取締役就任依頼詐欺?」「特殊詐欺」
等々の詐欺被害額が、
平成25年度だけで
400憶円以上に上るそうです。

景気は決して、良くはありませんし、良くなっても、

   たかが、知れています。

ご家族のためにも、くれぐれも連帯債務者 ( 連帯保証人 ) にならないよう、
詐欺師に騙されないように、上手い話しには、注意したいものです。

本当に上手い話しがくれば、
他人には勧めませんし、黙って自分でやるのが、人間の欲望だと思います。

「そんなに儲かるのなら、なぜ人にばかり勧めて、自分でやらないのだろう?」

と、普通の常識的な人は、思う。

どうしても連帯保証依頼を、断りきれない場合は、
依頼者と、金銭消費貸借契約書を取り交わし、公正証書にし、
且つ、
依頼者の土地・建物に、一番抵当権を設定をさせてもらう。 ( ダメなら毅然として、断りましょう )

相手がご商売をやられている方なら、ついでに保証金額相応の、〇〇も頂いておきましょう。
しかし、これだけやっても、「破産」 されたら、オシマイです。

当初から、倒産・破産予定を隠して、連帯保証人を依頼したり、決済できない売買契約を締結する輩もいます。

これは、詐欺的な行為であり、「犯罪」です。

連帯保証人の依頼は、毅然たる態度で、断りましょう。
また、状況によっては、警察・弁護士にも、ご相談されることをお薦め致します。

※まだまだ我国では、連帯債務・保証人という制度は、直ぐには無くなりませんので、自分自身が注意するしかありません。断る勇気がなかったり、情に流されたりすると、将来後悔する事になります。中には、最初の保証人期間を短期間・低金額として完済し、2回目の保証を依頼してくる事もあります。2回目は、保証金額も高額で、長期間。だいたい2回目は、返済不能となり、連帯保証人へ請求、と言う事が多々あるそうです。